PDCAはもう古い?意識決定のメッソドOODAループとは?
最近注目をされつつある “OODA(ウーダ)”という概念について紹介しようと思います。
OODAとは、意思決定のメソッドでいろいろなシーンで利用が可能な概念です。
(例)
・ビジネス
・学校教育の場
・スポーツ
・個人単位の組織
OODAとはどんな思考法なのか、PDCAとの違いは何か?を考えていきたいと思います。
OODAループとはどんなメソッドか?
ひとことで言うと素早い意思決定を行うためのメソッドです。
OODAとは、次の英語の頭文字を取ったものです。
「Observe(観察)」
「Orient(状況判断、方向付け)」
「Decide(意思決定)」
「Act(実行)」
頭文字を取った造語で「ウーダ」と読みます。
「観察」→「判断」→「決定」→「実行」という4つのプロセスを繰り返すことを行います。
OODAの4つのプロセス
1. Observe(観察)
急な変更が日常茶飯事のビジネスシーンでは、変化にいち早く気づくことが重要です。
計画や前例に固執せず、相手や状況をよく観察して情報を収集します。
観察は次のステップに向かうために欠かせないプロセスです。
2. Orient(状況判断)
データが集まったら、今までの経験や知識を駆使して状況を正確に判断します。
次に、情報を精査して動くべき順序や成功につながる手段、方向性などを見極めます。
3. Decide(意思決定)
前のプロセスで選んだ手段や順序を改めて整理し、どの計画を実行に移すか決定を下します。
4. Act(実行)
決定した計画を実行します。
一度きりの実行で終わるのではなく、すぐに「観察」のプロセスへ戻り、OODAループを繰り返すことが重要です。
効果を上げるためには、OODAループを高速で繰り返すことが鍵となります。これができれば適切な判断を素早く下す能力が高まり、臨機応変に行動できるようになります。
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